2022年みんなの会「新春のつどい」

岸田政権の改憲ストップを!

―市民と野党の共闘を拡げる運動―

みんなの会は、2022年1月30日に「新春のつどい」を開きました。オミクロン株が猛威を振るう中ですが、今年は多摩市長選挙が行われる重要な年のため、飲食は厳禁し、人数制限と感染対策を徹底して開催しました。阿部市長から市長選にむけての決意を込めた力強い挨拶をいただいた後、九条の会事務局長の小森陽一さんを講師に、「岸田政権の改憲ストップを!市民と野党の共闘を拡げる運動」をテーマに90分にわたって講演をいただきました。

小森さんは、岸田政権の危険な政治姿勢や「国会議員が国会内外で」「憲法改正」の「議論を喚起」をよびかけるなど、岸田政権と日本維新の会などの補完勢力が憲法を改悪しようと本格的な動きを始めています。それに対しての市民と野党の共同の運動の展望を語るなど充実した学習会になりました。参加者は事前に予約をいただき、人数を絞りました。参加できなかった方々の参考のために、学習会の動画をのせます。ぜひ、ごらんください。(動画の下にレジメの項目を載せました。動画と一致していない部分があります。)

1、みんなの会代表あいさつ 阿部市長あいさつ(市長選挙に向けての決意表明)

2、小森陽一さん講演 

Ⅰ 岸田文雄首相施政方針に現れている危険な政治姿勢

① コロナ対応においても米軍に従属した責任への反省皆無 ② 「敵基地攻撃能力」についての「検討」を言明 ③ 大資産家・大企業優先の「新しい資本主義」 ④ 「気候変動」問題については具体的な政策提示せず。 ⑤ 「国会議員が国会内外で」「憲法改正」の「議論を喚起」

Ⅱ 総選挙の結果をどうとらえるのか

① 市民と野党との共闘に対するマスメディアの誤った報道 ② 戦争法としての「安保法制」に反対する市民と野党の協力 ③ 「市民連合」の結成と2016年参議院選挙 ④ 2017年「市民アクション」結成と安倍抜き打ち解散 ⑤ 2019年参議院選挙で安倍改憲の野望阻止

Ⅲ 「立憲野党」と市民運動との共闘の歴史的経緯

① 「日本維新の会」の野望と野党再編の経緯 ② 2012年12月の衆議院選挙での第三党への躍進 ③ 橋下徹グループと石原慎太郎グループとの分裂(2014) ④ 小池百合子新党の国政進出と野党再編 ⑤ 市民の声に押された「立憲民主党」の結党

Ⅳ 「憲法改悪を許さない全国署名」を一気に広げるために

① 2021年総選挙で改憲勢力の議席数が3分の2以上 ② 「参議院選挙と同時の改憲国民投票実施」(日本維新の会) ③ 改憲の狙いは、憲法九条三項に自衛隊を明記すること ④ 通常国会中の改憲論議の進展を狙う岸田政権 ⑤ 多摩市から、市民と野党の共同の運動の新しい展望を

3、参加団体から挨拶と活動の紹介

(1)年金者組合多摩支部   (2)東京都教職員組合多摩地区協 

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